本のおしゃれな収納術！
おすすめアイテムとポイント
文庫本や料理本、仕事や日常生活のハウツー本など、
いつの間にか増えていく本。
本が増えていくと、雑多に積み重ねてしまうこともありますよね。
せっかくなら、おしゃれに収納できたら嬉しい本。
スッキリとおしゃれにしまうための、
おすすめのアイテムやポイントをご紹介します。
本収納のきほん
増えてくると、とりあえず本棚に詰め込んだり、平積みしてしまったり。
特に本好きなら、増えるスピードも早く片付けが追いつかないこともありますよね。
そんな本を整理・収納するときに、おさえておきたい基本があります。
持っている本を分類する
本収納をはじめるとき、一番最初に持っている本を分類するようにしましょう。
「今どれだけの本が部屋に置いてあるのか」
「どんな内容のものがあるのか」
など、今ある本を最初に把握しておくことで、
整理や収納が進めやすくなります。
本を分類する方法は、主に次の4種類です。
大切な本・よく読む本
1つめは、手元に置いておきたい大切な本や、日頃よく手に取る本です。
これらの本は、手に取りやすい場所に置いておくと出し入れが便利ですよね。
出し入れしやすく、きれいに収納できる方法を考えたい種類の本です。
分類するとき、同時に、似たようなサイズや内容ごとに置いておくと、後々収納方法や配置を検討しやすくなるのでおすすめです。
これから開く本
2つめに、買ってからまだ読んでいない本です。
まだ購入したばかりだったり、ゆっくり時間が取れるときに読もうと思ってい本も、中にはあるのではないでしょうか。
それらの本は、取りづらい場所にあるとどんどん読む機会を失ってしまいます。
よく読む本と同様、出し入れのしやすい収納方法を考えたいグループです。
時々開く本
3つめのグループは、時々気が向いたときにのみ開く本です。
普段から開くことはそこまで多くないけど、処分は考えていない種類のものですね。
このような本は、必ずしも手に取りやすい場所に置いておく必要のないものが多いので、表には置かず、しまう方法もとることができます。
よく読む本やこれから読む本と分けておくと、収納方法のアレンジがしやすくなります。
ほとんど読んでいない本・不要な本
分類する中で、もうほとんど読んでいない本や手放しても問題のない本も出てくるでしょう。
そのような本は、なるべくリサイクルなどに出して手元に残しておかないようにすることも、本の整理には大切な要素です。
購入してしばらくの間は必要な本でも、時間が経ち生活スタイルや趣味嗜好が変化すると、その必要性もまた変わってきますね。
強い思い入れのあるものでなければ手放し、必要な本だけが部屋にある状態をつくるようにしましょう。
本をおしゃれにしまう
おすすめの収納アイテム
本の収納というと、
一般的には本棚に立てかけてしまう方法が思い浮かびやすいですね。
でも実はそれだけではありません。
本をおしゃれにスッキリと収納するアイテムをご紹介します。
しまう収納
カラーボックス
カラーボックスは、カラーバリエーションが豊かで、必要な個数をお部屋のスペースや好みに合わせて好きなように組み合わせられるのが特徴。
壁に寄せて壁面収納として、本棚の代わりに使える便利なアイテムですね。
ベーシックに正方形状できれいに並べるほか、あえて階段状や凸凹のかたちに積み重ねて、雑貨などを置くスペースを作ってもおしゃれに見せることができます。
積み重ねる場合には、何かの衝撃でカラーボックスが倒れないよう、留め具などで天井やカラーボックス同士を固定しておくことをおすすめします。
木箱
カラーボックスよりもう少しインテリア性の高い、おしゃれな雰囲気の収納がほしい…という場合には木箱がおすすめ。
木製の収納アイテムは、お部屋に置いてあるだけでぬくもりと小洒落感を演出してくれます。
口を上に向けて通常の箱型として使うほか、横にしてカラーボックスと同様積み重ねて使えば、本棚として活用することができますね。
かご
インテリア性の高いおしゃれな収納なら、かご収納もはずせません。
フタ付きのボックス型のバスケットを使えば、少しアンティークな雰囲気をつくることができますね。
また、本棚に入りきらない本の一時的な収納場所や、読みかけの本置き場としても活躍します。
ふたが付いていないタイプのかごや丸型のかごを使えば、ポン入れで簡単にまとめて、雑多に置かれた本の置き場所をつくることができます。
上からお気に入りのクロスをかぶせれば、おしゃれな目隠しにもなりますね。
ファイルボックス
意外と活躍するのが、ファイルや書類収納用のボックス。
ファイルボックスに入れて本棚やカラーボックスに収納すれば、本を隠すように収納することができるため、本の高さや背表紙の色味のバラつきが気にならずスマートな収納が可能です。
生活感を出したくない場合には特におすすめの収納方法です。
見せる収納
スタンド
本は、それそのものがインテリアとして機能します。
ブックスタンドは、おしゃれに本を収納する王道のアイテムですね。
表紙を見せて収納するタイプなら本屋さんのような見せるディスプレイができるので、写真や絵を飾るようにしまうことができます。
ちなみに表紙を見せる収納なら、100円ショップのディッシュスタンドを代用する方法もおすすめです！
また背表紙が手前に向く幅のスリムなタイプのスタンドもあるため、隙間をうまく使った収納には便利ですね。
ワイヤーかご
表紙のきれいな雑誌やすぐ手に取りたい本は、ワイヤーかごをポンっと置いて入れておけば、雑貨屋さんのディスプレイのようにおしゃれに見せることができます。
リビングでリモコンなどの生活雑貨を一緒に収納したり、キッチンカウンターなどに料理本を入れて置いておいたりと、場所を選ばず小洒落た奮起をつくってくれるアイテムです。
網目の大きいワイヤーかごなら、スカーフやリボンなどの飾りでアレンジして楽しむこともできますね。
ブックバンド
持ち運びしやすいように本をまとめるブックバンド。
外出中に使うイメージですが、実はお部屋ではインテリア収納として活躍してくれます。
特に、本を平置きしておく場合にはおすすめです。
ただ置かれているよりもまとまり感を出すことができ、ひとつのインテリア雑貨のように見せることができます。
参考書やカフェなどで読みたい本などをブックバンドでまとめておけば、お部屋ではインテリアとして、外出時には持ち運びが便利なアイテムとして、一石二鳥の収納アイテムとなりますね。
ウォールラック
壁の飾り棚・ウォールラックを取りれれば、壁面ディスプレイを楽しむことができます。
本だけでなく、ケータイスタンドや、化粧品やハンドクリーム、インテリア小物などを一緒に置いておけば、おしゃれに見せる収納が実現します。
壁に打ち付けるタイプだけでなく、フックで吊るせる棚もあるので、賃貸のお部屋でもアレンジ次第で取り入れることができそうですね。
なお、重量によってはラックが落下する可能性もあるので、積みすぎには注意しましょう。
文庫ハンガー
文庫ハンガーとは、文庫本を吊るして飾るハンガー。
1冊ずつ吊るす収納アイテムですが、引っかけるところがあれば、天井や壁から吊るして収納することができます。
収納アイテム自体で幅を取ることがないので、「本棚などを置くほどたくさんは持っていないけど、小慣れた感じで見せたい」というときには良さそうですね。
本収納を選ぶポイント
本の収納方法はさまざまですが、
利便性や小慣れ感を引き出すためには、いくつかのポイントがあります。
本の収納アイテムを選ぶポイントをご紹介します。
お部屋の広さに合わせて選ぶ
まずは、お部屋の広さや置くスペースに合ったサイズ感の収納を選ぶことです。
本が増えることを見越して少し大きめの収納アイテムを用意することも大切ですが、大きさによってはお部屋の空間を狭めてしまい、圧迫感を増大させてしまいます。
持ち家で天井が比較的高いお部屋なら、背の高い本棚や、カラーボックスや木箱を高く積み上げる方法をとっても、窮屈な印象にはなりにくいですね。
一方、賃貸などのお部屋だと、背の高すぎる収納はお部屋が狭く見える要因となります。
なるべく積み重ねずに横に広く収納できるアイテムを取り入れることで、空間に余裕を持たせることができるのでおすすめです。
お部屋の雰囲気に合った
デザインで選ぶ
本の収納は、その数が多ければ多いほど、収納アイテムのサイズ感も大きくなり、その存在感も増します。
そのため、お部屋の雰囲気を決める家具となりやすいアイテムです。
本収納のお部屋に占める割合が大きい場合には、壁や床、カーテンの色など、お部屋のベースカラーとなっている色味に合わせた色の収納を選ぶと、お部屋全体に統一感を持たせることができ、雑多な印象になりづらくなります。
一方、本の数が少なく収納アイテムも小ぶりな場合には、好きな色味やアクセントカラーのものを選んで、お部屋を引き締める効果を狙うのも良いですね。
収納する本の数や
サイズに合わせて選ぶ
また、収納する本の数やサイズに合わせて収納アイテムを選ぶことも欠かせないポイントです。
本収納を考える前の本の分類で、必要な本が手元に残ったら、どれだけの数があって、どのようなサイズ感のものを持っているのかを見直すことができますね。
・文庫本の数が多い
・ほとんど漫画本だ
・雑誌や写真集などのサイズが不規則な書物がある
など。
「それらをまとめることのできる収納アイテムは、どのようなものなのか」という観点を忘れずに、収納アイテムを選ぶようにしましょう。
サイズが異なる本が多数ある場合、一種類のアイテムに限らず、カラーボックスとスタンドの両方を用いるなど、アイテムを組み合わせて取り入れるのもおすすめです。
普段本を読む場所を考慮する
普段、どのあたりで本を読みますか？
リビングのソファやキッチンでお料理をするときなど、もし場所が大体一箇所で決まっているのであれば、その場所に収まる収納アイテムを考えることができます。
一方、リビングで本を開いたあと、寝る前に続きを読むことがよくあるなど、複数箇所で読む習慣があるのであれば、持ち運びができ、どこにでも本置き場をつくることのできる収納があると便利ですね。
本をよく開く各所に場所に置き場があれば、一箇所への片付けが不要で、かつ雑多に見えないのでおすすめです。
管理のしやすさで選ぶ
本の管理や保管のしやすさで本収納を選ぶこともポイントのひとつです。
いつの間にかホコリがたまっていたり、久しぶりに開いたら虫が歩いていたり、湿気や日焼けの問題もありますよね。
フタ付きの収納や掃除がしやすいものを選べば、ホコリがたまる問題は防げそうです。
また、密閉しすぎず通気性の良いつくりの収納アイテムを選べば湿気や防虫対策になりますし、クロスをかけてカバーできる収納なら大切な本を日焼けから守りやすくなりますね。
本をおしゃれに収納するコツ
お部屋に合った収納を選んでも、
「並べてみたけど、なんだか普通だな…」
ということもあると思います。
実際に収納するうえで、
ワンランク上のおしゃれ収納を目指すコツをご紹介します。
内容の種類ごとに分ける
まずは、内容ごとに種類分けして、それぞれの種類がごちゃ混ぜにならないようにまとめて収納してみましょう。
文庫本やハウツー本、料理本や漫画本、雑誌など…。
グループ分けをすることでどこにどのような本があるのかが見やすく、取り出しやすくなります。
さらにその中でも、同じ著者ごとにまとめたり、似たようなサイズ同士で横並びにしたり、発行年順に並べたりと、ルールを決めてそれそって並べていくことで、一貫性のある本収納に見せることができます。
サイズをそろえる
文庫本や新書、単行本、同じ漫画本でも少年・少女漫画と青年漫画など、似たようなジャンルの本であっても、若干サイズが違うことがありますね。
そのようなときも、なるべく同じサイズ感のジャンルのものを隣同士に並べることで、凸凹感が弱まりきれいに見せることができます。
また、背の高い本はなるべく収納の端の方にしまうことで、存在感が軽減されスッキリと見えます。
立てかけと平置きを
組み合わせる
立てかけ収納と平置き収納を交互に行うだけで、レンガが積み重なっているようにおしゃれな雰囲気を出すことができます。
立てかけ収納だと本の高さがバランス的にいまいち…というときに取り入れやすい方法です。
本棚やカラーボックス、ウォールラックなどの収納で活用すれば、おしゃれ度をワンランク上げることができるかもしれません。
「面出し」で表紙を見せる
表紙を見せる収納はおしゃれ度を上げるコツのひとつです。
スタンド収納のように、もともと面出し収納ができる収納アイテムを取り入れるほか、本棚やカラーボックスなどで一部の本の面出しすれば、カフェのインテリアのように見せることができます。
面出しの裏側部分には本を隠すように収納することができるので、立てかけ収納の並びのバランスが良くない部分に取り入れれば、隠しながらおしゃれな本収納ができそうですね。
色別で分ける
少し斬新なのが、本の色別で分ける方法。
本の表紙の色やデザインは多種多様。
それらが混在していると、見た目の色にも当然バラつきを感じますよね。
表紙が似たような色の本をまとめて並べていけば、統一感を出すことができ、色が混在することによる雑多な印象を一掃することができます。
ただ、色だけで分けようとすると、ジャンル別でのまとまりがなくなり目当ての本を探しづらくなってしまうので、その点の不便さを考慮する必要があります。
ブックカバーで統一感を出す
全て同じ色のブックカバーをかぶせて収納する方法です。
色味の色紙や包装紙を使って本をカバーすることで、本によってそれぞれ違う表紙の色味やデザインをなくす方法です。
お部屋のインテリアや好みに合った色で整えることができるので、若干の手間はありますが、統一感のあるお部屋づくりには取り入れたいコツのひとつですね。
ブックエンドにこだわる
立てかけた本が崩れないようにおさえてくれるブックエンドにこだわることも、おしゃれに収納するコツです。
一般的には鉄製のシンプルな形状のものが多いですが、木のあたたかみが感じられる木製のものや、キャンドルや雑貨などをブックエンド代わり用いるとおしゃれ度が上がりますね。
お部屋の雰囲気や本収納の色味に合ったブックエンドを選ぶことがおすすめです。
雑貨を一緒に飾る
ブックエンドとしてではなくても、ただ雑貨を本と一緒に飾るのもおすすめの方法です。
雑貨や観葉植物を飾ることで、収納されている本のインテリア性も高まりますね。
あまり多く置きすぎると逆に物置のような雑多な印象が強くなってしまうため、ある程度余裕をもって飾るようにしましょう。
ORIKAGOのかご
ORIKAGOのかごは、サイズやカラーバリエーションが豊富。
文庫本が入るサイズから、雑誌がすぽっりと収まるサイズまでそろっています。
その色味も、自然素材のそのままのナチュラルなものから、
赤や緑、黄色といったカラフルなものまであるので、お好みのインテリアにあった収納選びが楽しめます。
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